親知らず
■親知らず
・親知らずとは
親知らずとは、正面真ん中から8番目の歯のことで、第三大臼歯・智歯とも呼ばれます。他の永久歯が通常13歳前後までに生えそろうのに対し、親知らずは通常20歳前後、人によってはもっと遅い時期に生えてくるか、生えてこないこともある歯です。
・親知らずは抜歯した方が良いのか?
昔と比べて現在では人の顎は小さい傾向にあり、親知らずが生えてくるスペースが足りないことが多いです。親知らずは他の永久歯が生えそろった後に一番奥に生えてくる歯のため、スペースが不足している場合は、どうしても無理な形で生えてきてしまいます。親知らずが虫歯になった場合、衛生面でトラブルを引き起こす可能性がある場合、隣の歯を圧迫している場合は、抜歯をおすすめします。
もちろん、親知らずが生えてきてもトラブルを起こしていなければ、抜歯をする必要はありません。
また、親知らずが生えてこない場合もあり、親知らずが歯肉の中に埋まっていても、痛みや腫れなどトラブルがなければ、特に気にする必要はありません。
斜めに生えていて歯と歯の間に食べかすがつまります。 磨きづらいため、虫歯になりやすい状態です。 手前の歯まで虫歯になると大変なので抜歯をしたほうが良いです。 |
|
親知らず全体が生えてこないため、歯肉がおおいかぶっています。 歯と歯肉の隙間から汚れが入り込み炎症を引き起こします。 腫れたり痛みがでたりする場合は抜歯をしたほうが良いです。 |
|
親知らずの生えてきている方向が斜め前をむいていて,手前の歯を前方に押すため、前歯の歯並びを悪くしたり、かみ合わせの変化をおこしたりします。 歯並びやかみ合わせの変化が気になる場合は抜歯をしたほうが良いです。 |